奮闘、ホルムズ海峡を越えて

日本を飛び立ちドーハに着弾、そこから乗り継ぎ計17時間のフライトの末たどり着いたのはトルコのリゾート地アンタルヤだった。トランジットでは黒人の子供たちに囲まれて饅頭くらいの大きさの手持ち鏡をひたすらパカパカ自慢されたり周囲を回られたりしたが、まぁそれもいい思い出になった。フライトは不安が的中しクウェートやバグダット、シリア上空を通過。撃ち落とされないかひやひやしたが定期便が運航してることもあって悠々と通過できた。

トルコ入国は審査官との相性が悪いと場合によっては通してくれないこともあるという話を聞いていたのでそれもまた不安であったが、日本のパスポートを見せると「oh,Japon,welcome.」といった感じでわりとすんなりと通してくれたので安心した。飛行機の中にアジア系人種は誰もいなかったが、空港に降り立っても僕以外誰一人としていなかった。

 

黄色いタクシーの車窓から見える市街地はさすがに異国情緒に溢れ、トルコ国内でもリゾート地として知られるアンタルヤは道の並木がヤシの木で形成されていたり、建物の外壁がモザイク調のタイルやイスラムでよく使われる青色で塗られている。出国前は「日本人だとよく話しかけられるよ!」なんて聞いていたのだが今のところ全く話しかけられる気配がないので話しかけられるかどうかは個々人の問題が大きい、ということがよく分かった。

 

 

海外に滞在するうえで一番大切なのが飲み水の確保だ。パッと見た感じの所見だがどうやらトルコにはコンビニがなくその代わりとして飲食物を取り扱う雑貨屋がそこら中にあるようだ。売られているものは主に水、コーラ、アイス、店によってはパンも置いてある。ある程度の英語が話せるとはいえ、僕もそこまで流暢ではないし、トルコ国内でも英語は公用語ではないので買い物をすると言語の問題からわりと邪険に扱われる(これは日本と比べてなのでもしかすると誰に対しても変わらないのかもしれない)。早速海外の洗礼を受けている感じがある。

そして、どこの店に出向いても水には"Su"とラベルが張られているのでどうやら水はトルコ語でSuと言うのだなということがとりあえずこの数日で分かった。これは非常に大きな成果である。困ったらSuと言えば水を買える。読者諸兄もトルコを観光するうえでこのことは是非覚えておいてほしい。

 

今後の予定だが、このあとは研究の上で助けてくれるある人物たちを探して国内を移動する予定だ。先生からは名前しか伝えられていないのでいったい彼らがどのような風体を成しているのかわからないが今月をめどに各地を放浪しながら探していこうと思う。